Vtuberの登録者数ランキングで知っておきたい人気チャンネル|世界と日本のトップ勢や伸びている傾向が一目でわかる!

青い鳥が肩に乗った青髪VTuberが幻想的な背景で微笑むイラスト
データ

Vtuberの登録者数ランキングは、今どのチャンネルが勢いに乗っているのかを一目でつかめる便利な指標です。

とはいえ、サイトごとに順位が違ったり、卒業したVtuberの扱いが分かれたりして、初心者には少し分かりにくい面もあります。

この記事では、代表的なVtuberの登録者数ランキングとトップ勢の特徴を押さえつつ、ランキングの仕組みや注意点も整理します。

自分の推しを探したい人はもちろん、業界全体のトレンドを俯瞰したい人にも役立つ内容をまとめました。

これからVtuberを見始める人も、すでに箱推しをしている人も、登録者数ランキングの読み方を知っておくと配信の楽しみ方が広がります。

Vtuberの登録者数ランキングで知っておきたい人気チャンネル

紫髪ツインテールのVTuberがマイクを持ってステージに立つサイバーパンク風イラスト

ここでは、世界規模のVtuber登録者数ランキングで上位に入る代表的なチャンネルをピックアップし、それぞれの特徴を簡潔に整理します。

実際の順位や登録者数は日々変動しますが、複数のランキングサイトや公式チャンネルの情報から、目安となる最新の状況を中心に紹介します。

数字だけでなく、どんなコンテンツで支持を集めてきたのかも合わせて見ることで、Vtuberの強みやトレンドが見えやすくなります。

まずは代表的なトップ勢を押さえてから、細かなランキングや個人推しの深堀りに進んでいきましょう。

Gawr Gura

Gawr GuraはHololive Englishに所属するサメモチーフのVtuberで、世界でもトップクラスの登録者数を誇ります。

約470万人前後という規模のチャンネル登録者数は、VTuberという枠を越えてYouTube全体でも大きな存在感を放っています。

英語圏を中心に、ゲーム配信や歌配信、雑談など幅広いコンテンツでグローバルなファンを獲得してきました。

2025年には活動終了が発表されましたが、アーカイブや楽曲を通じて今も多くのファンに視聴され続けています。

「世界で一番有名なVtuberは誰か」という話題になるとき、今でもGawr Guraの名前が最初に挙がるケースは少なくありません。

VTuber名 Gawr Gura
所属 Hololive English
チャンネル Gawr Gura Ch. hololive-EN
登録者数の目安 約469万人
主な活動内容 ゲーム配信・歌配信・英語雑談
デビュー年 2020年

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宝鐘マリン

宝鐘マリンはHololive三期生としてデビューした海賊船長キャラクターのVtuberで、日本国内外で非常に高い人気を持っています。

登録者数は420万人台に達しており、日本語圏Vtuberの中でもトップレベルの規模を誇ります。

テンポの良いトークと大人っぽいキャラクター性、そして歌や企画配信のクオリティの高さが、多くのファンを惹きつけてきました。

1stアルバムやソロライブなど音楽活動も活発で、Vtuberがアーティストとしても評価される流れを象徴する存在の一人です。

海外ファンからの支持も厚く、登録者数ランキングでも安定して上位に位置しています。

VTuber名 宝鐘マリン
所属 Hololive
チャンネル Marine Ch. 宝鐘マリン
登録者数の目安 約426万人
主な活動内容 雑談配信・歌・コラボ企画
デビュー年 2019年

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filian

filianは北米を拠点に活動する英語圏Vtuberで、YouTubeとTwitchの両方で存在感を高めてきました。

登録者数は300万人前後とされ、英語圏のVtuber登録者数ランキングでは常に上位に名前が挙がります。

激しいアクションや体を張ったネタ、テンポの速いリアクションが特徴で、クリップ動画からファンになる人も多いです。

英語でのトーク中心ながら、編集済み動画やショートも多く、ライブ配信以外の導線もしっかり整えられています。

Hololiveやにじさんじといった大手事務所所属ではないものの、個人勢寄りの立場からトップクラスの登録者数を獲得した代表例と言えます。

VTuber名 filian
所属 Mythic Talent
チャンネル filian
登録者数の目安 約312万人
主な活動内容 リアクション配信・企画動画・ショート
デビュー年 2021年頃

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キズナアイ

キズナアイは「バーチャルYouTuber」という言葉を広めた存在で、Vtuber文化の黎明期を象徴するレジェンド的なキャラクターです。

A.I.Channelを中心とした複数のチャンネル合計で数百万人規模の登録者数を持ち、今のVtuberシーンの土台を作りました。

現在は長期休止状態ですが、過去の動画や音楽コンテンツは今も再生され続けています。

登録者数ランキングでは現役勢と肩を並べる位置にあり、歴史的な影響力と数字の両方を備えた稀有な存在です。

「今のトップ勢は誰か」を考えるとき、キズナアイのような先駆者の功績も合わせて意識しておくと、ランキングの見え方が変わります。

VTuber名 キズナアイ
所属 Kizuna AI Inc.
チャンネル KizunaAI – A.I.Channel
登録者数の目安 約307万人
主な活動内容 トーク動画・ゲーム・音楽コンテンツ
デビュー年 2016年

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ZilverK

ZilverKはスペイン語圏を中心に人気を集める男性Vtuberで、VRChatを使ったコメディ色の強い動画で登録者数を伸ばしてきました。

登録者数は280万人前後とされ、スペイン語圏Vtuberの中でもトップクラスの規模です。

ショート動画や切り抜き形式のコンテンツが多く、短時間で楽しめるスタイルがグローバルな視聴者にも受け入れられています。

英語圏や日本語圏とはまた違うノリや文化を感じられるため、多言語のVtuberシーンを知りたい人にもおすすめです。

非英語圏から登録者数ランキング上位に食い込んでいる点は、Vtuberのグローバル化を象徴する事例の一つと言えます。

VTuber名 ZilverK
所属 個人勢
チャンネル ZilverK
登録者数の目安 約287万人
主な活動内容 VRChatコメディ・ショート動画
デビュー年 2021年頃

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星街すいせい

星街すいせいはHololiveのゼロ期生として活動するバーチャルアイドルで、歌唱力の高さとストイックな姿勢で多くのファンを獲得してきました。

登録者数は280万人前後とされ、日本発の音楽系Vtuberとして世界的にも高い評価を得ています。

オリジナル楽曲やライブイベント、コラボ企画など、アイドルとしての活動を軸にしつつゲーム配信もバランスよく行っているのが特徴です。

音楽コンテンツの比率が高いにもかかわらず、配信でも安定した視聴者数を集めている点は他のトップ勢との違いと言えます。

音楽からVtuberに入った人が、星街すいせいを入口として他のホロライブメンバーに触れていく流れも生まれています。

VTuber名 星街すいせい
所属 Hololive
チャンネル Suisei Channel
登録者数の目安 約282万人
主な活動内容 音楽活動・ライブ・ゲーム配信
デビュー年 2018年

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兎田ぺこら

兎田ぺこらはHololive三期生の一人で、長時間のゲーム配信と独特の口調で視聴者を楽しませてきたVtuberです。

登録者数は270万人台とされ、配信時間や視聴時間の長さでは世界トップクラスの実績を持っています。

マインクラフトなどのサンドボックスゲームやバラエティ性の高い企画配信で、多くの名場面や切り抜きが生まれてきました。

海外ファンからも強い支持を得ており、日本語オンリーの配信でもコメント欄には多言語が並ぶことが多いです。

数字以上に「配信力」で評価されることが多く、登録者数ランキングを見るときにも視聴時間やスパチャ額など別の指標と合わせて語られます。

VTuber名 兎田ぺこら
所属 Hololive
チャンネル Pekora Ch. 兎田ぺこら
登録者数の目安 約274万人
主な活動内容 長時間ゲーム配信・企画配信
デビュー年 2019年

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Vtuberの登録者数ランキングの仕組みと注意点

VTuberたちがVTuberGalaxyFest2024のステージで観客に向かってパフォーマンスするイラスト

Vtuberの登録者数ランキングは便利な一方で、集計方法や対象チャンネルの範囲によって順位が変わることがあります。

ここでは、ランキングサイトや統計サービスの違いや、数字を読むときに押さえておきたいポイントを整理します。

ランキングを鵜呑みにするのではなく、どのような前提で作られているかを知っておくと、より現実に近いイメージを持ちやすくなります。

ランキングサイトごとの違い

Vtuberの登録者数ランキングを掲載しているサイトは複数あり、それぞれで順位や数字がわずかに異なります。

違いが生まれる主な要因は、データの取得元や更新頻度、集計対象に含めるチャンネルの範囲などです。

たとえば、卒業したVtuberや公式チャンネルを含めるかどうかによって、トップの顔ぶれが変わる場合があります。

ランキングを見るときは、どのようなサービスがどんな基準で数字を出しているかを意識しておくことが大切です。

  • 公式APIを利用したデータ取得
  • 独自クローラーによる集計
  • Vtuberとして手動で分類したリスト
  • 卒業や活動休止チャンネルの扱い
  • 企業公式チャンネルの含め方

更新頻度と数字のズレ

ランキングサイトの中には、リアルタイムに近い頻度で更新しているものもあれば、日次や週次で更新しているものもあります。

そのため、同じ日でもサイトごとに登録者数に数千人単位の差が出ていることがあります。

急なバズや話題の企画があった直後は特に数字が動きやすく、ランキングの順位も入れ替わりが起きやすいタイミングです。

トレンドを追いたい場合は更新頻度が高いサイトを、長期的な規模感を把握したい場合は推移グラフを見られるサイトを選ぶとよいでしょう。

更新タイプ リアルタイム系
主な用途 急上昇の確認・イベント期間の動き
更新タイプ 日次集計系
主な用途 長期的な伸び方の把握
更新タイプ 月次レポート系
主な用途 業界全体のトレンド確認

卒業や活動休止チャンネルの扱い

Vtuber業界では、卒業や長期休止となったチャンネルも少なくなく、その登録者数をランキングに含めるかはサイトごとに判断が分かれます。

活動が止まっていても、過去のアーカイブや音楽コンテンツが視聴され続けている場合、登録者数は一定以上を維持することが多いです。

一方で「今勢いのある現役Vtuberが知りたい」というニーズの場合、卒業済みチャンネルを除外したランキングの方が実情に近い場合もあります。

ランキングを見る際には、卒業や休止中のチャンネルが含まれているかどうかを意識し、自分の目的に合ったリストを参照することが重要です。

登録者数が伸びているVtuberの共通点

VTuberたちがVTuberGalaxyFest2024の屋外ステージでポーズを決めるイラスト

同じランキング上位のVtuberでも、登録者数が急激に伸びているチャンネルと、安定して推移しているチャンネルがあります。

ここでは、数字が伸びているVtuberに共通しやすいポイントをいくつかの視点から整理します。

すべてを真似する必要はありませんが、登録者数ランキングの背景にある「伸び方のパターン」を知っておくと理解が深まります。

視聴者との距離感

登録者数が伸びているVtuberの多くは、配信の中で視聴者との距離感を丁寧に作っています。

コメントへの反応や、ファンアートへの言及、メンバーシップ特典などを通じて「応援したくなる関係性」を育てているケースが目立ちます。

コラボ配信やイベントでも、相手のファンに対して礼儀正しく振る舞うことで、新規ファンを自然に増やしているVtuberも多いです。

こうした積み重ねが「この人を登録しておきたい」という動機につながり、ランキング上の数字にも表れてきます。

コンテンツの軸と企画力

登録者数が伸びているチャンネルほど、何度も繰り返し視聴したくなる企画やシリーズを持っている傾向があります。

代表的なゲームシリーズや定期的な歌枠、視聴者参加型企画など、チャンネルの顔になるコンテンツを育てているケースが多いです。

企画が分かりやすく、サムネイルやタイトルだけで内容がイメージしやすい配信は、新規視聴者のクリックにもつながりやすくなります。

ランキング上位勢は、この「コンテンツの軸づくり」と「継続的な改善」を長期的に続けてきた結果として、登録者数の伸びを維持していると言えます。

  • 代表的なゲームシリーズ
  • 定期開催の歌枠や雑談枠
  • 視聴者参加型のイベント企画
  • 切り抜きにしやすい企画構成
  • サムネイルとタイトルの一貫した雰囲気

アルゴリズムを意識した工夫

YouTubeのおすすめや検索から新規視聴者を呼び込むには、アルゴリズムとの相性も無視できません。

ショート動画やクリップ、コラボ配信の切り抜きなど、短時間で魅力が伝わるコンテンツを増やしているVtuberは登録者数も伸びやすい傾向があります。

配信時間帯やサムネイル、タイトルの付け方なども含めて、試行錯誤を続けているチャンネルほど数値の伸びが安定しやすくなります。

ランキング上位勢の多くは、感覚だけでなくデータも見ながら、自分なりの最適解を探し続けているのが特徴です。

工夫のポイント ショート動画の活用
期待できる効果 新規視聴者への露出増加
工夫のポイント 切り抜き文化の促進
期待できる効果 話題の拡散とファン層拡大
工夫のポイント サムネイルとタイトルの最適化
期待できる効果 クリック率の向上

ライブとアーカイブのバランス

登録者数が多いチャンネルほど、ライブ配信とアーカイブ動画のバランスを意識して運用していることが多いです。

リアルタイムでの盛り上がりはライブ配信で生まれますが、その瞬間を見逃した人にとってはアーカイブや編集動画が入口になります。

ハイライト動画や切り抜き、歌ってみた動画など、ライブと相互補完できるコンテンツが多いチャンネルほど登録者数も増えやすくなります。

ランキング上位勢を眺めると、配信だけでなく「後からでも楽しめる導線」を意識していることがよく分かります。

登録者数ランキングから見える事務所ごとの勢力図

ピンク髪VTuberがライトを浴びながらステージで熱唱するイラスト

Vtuberの登録者数ランキングを俯瞰すると、Hololiveやにじさんじといった大手事務所の存在感が際立ちます。

一方で、個人勢や海外の小規模事務所からも登録者数上位に食い込むチャンネルが増えており、勢力図は年々多様化しています。

ここでは、事務所ごとの傾向を簡潔に整理し、ランキングを見るときの背景知識として押さえておきます。

Hololiveの強み

Hololiveは、登録者数ランキング上位に複数のメンバーが並んでいる代表的なVtuber事務所です。

日本語圏だけでなく、英語圏やインドネシアなど多言語展開を進めてきた結果、世界中にファンが広がっています。

箱推し文化が非常に強く、一人のメンバーをきっかけにグループ全体の配信を視聴するようになるファンも多いです。

登録者数ランキングでHololive所属の名前が多く並ぶのは、個々の魅力だけでなく事務所としてのブランド力も影響していると言えます。

主な拠点 日本・英語圏・インドネシア
上位メンバーの傾向 歌・ゲーム・バラエティ企画
特徴的な文化 箱推し・大型コラボ・ライブイベント

にじさんじの広がり

にじさんじは、所属ライバーの人数が非常に多く、多彩なジャンルの配信が行われている事務所です。

登録者数ランキングでは一部のトップライバーが上位に入る一方で、中堅層の層の厚さが目立つ構造になっています。

雑談や企画配信、歌、ゲームだけでなく、ラジオ的な番組やオフラインイベントなど活動の幅が広いのも特徴です。

ランキング上ではHololiveほど上位に固まっていないものの、全体のプレイヤー数が多いことで業界の存在感を支えています。

  • 多人数ライバー体制
  • 多ジャンル配信
  • 国内外の展開
  • オフラインイベントの充実
  • コラボ企画の多さ

個人勢と中小事務所の台頭

近年の登録者数ランキングでは、大手事務所所属ではない個人勢や中小事務所所属のVtuberも上位に現れるようになってきました。

英語圏やスペイン語圏など、日本以外の地域を拠点に活動しているチャンネルが伸びているのも大きな特徴です。

プラットフォームや技術の進歩により、少人数のチームでも高クオリティな配信や編集動画を制作しやすくなりました。

今後は、大手事務所のブランド力と、個人勢や小規模チームの機動力が共存するかたちでランキングが変化していくと考えられます。

  • 海外拠点の個人勢
  • 小規模プロダクション
  • 多言語配信スタイル
  • コラボネットワーク中心の活動
  • ショート動画中心の戦略

登録者数ランキングを指標にVtuberの今を俯瞰する

白髪VTuberが逆立ちポーズでサイバー着物を着た元気なイラスト

Vtuberの登録者数ランキングは、単に「誰が何万人いるか」を眺めるだけでなく、業界全体のトレンドや視聴者の関心の移り変わりを映す鏡でもあります。

世界規模で見れば英語圏やスペイン語圏の伸びが目立ち、日本国内だけを見ていると気付きにくい動きも数字から読み取ることができます。

一方で、登録者数だけでは語れない魅力や熱量も多く、同接や視聴時間、スパチャ額など別の指標と合わせて考える視点も重要です。

複数のランキングサイトやデータソースを見比べながら、自分なりの「推しのすごさ」や「業界の今」を感じ取っていくことが、Vtuberシーンを長く楽しむコツと言えるでしょう。

数字の背景にあるストーリーにも目を向けつつ、これから登場してくる新しいスターやジャンルの誕生を楽しみにしていきたいものです。