スマホだけでVtuberとして活動したいけれど、どの配信アプリを選べばいいのか迷っている人は多いはずです。
この記事では、人気のVtuber配信アプリの特徴と選び方のポイントを整理し、スマホだけでデビューしたい人に向けて準備や稼ぎ方のコツまで丁寧に解説します。
Vtuber配信アプリのおすすめ7選と選び方のポイント
ここでは、スマホだけで始めやすくVtuberやVライバーとして活動しやすい配信アプリを7つピックアップして特徴を整理します。
それぞれの強みや向いている配信スタイルを把握しておくことで、自分に合ったVtuber配信アプリをスムーズに選べるようになります。
IRIAM
IRIAMは、1枚のイラストからキャラクターを動かして配信できるバーチャル特化型の配信アプリです。
立ち絵イラストとスマホさえ用意できれば、顔出しを一切せずにVライバーとして活動を始められるのが大きな魅力です。
投げ銭ギフトやイベント機能も充実しているため、個人勢でもコツコツ配信を続けることでファンを増やしながら収益化を狙えます。
| アプリ名 | IRIAM |
|---|---|
| 主な配信スタイル | イラスト1枚から動くVライバー配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | 完全顔出し不要 |
| 収益化の仕組み | ギフトとイベント報酬 |
| おすすめタイプ | イラストでキャラを表現したい個人勢 |
REALITY
REALITYは、スマホ1台で3Dアバターを作り、その姿のままライブ配信できるアプリです。
カメラで表情を読み取ってアバターに反映してくれるため、手軽に動きのある3D配信を行えるのが特徴です。
ラグの少ないコメントや多彩なギフト演出でリスナーとの距離感が近く、雑談や歌枠で盛り上がりたい人に向いています。
| アプリ名 | REALITY |
|---|---|
| 主な配信スタイル | 3Dアバターでのバーチャル配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | 顔出し不要のアバター配信 |
| 収益化の仕組み | ギフトポイントの換金とイベント |
| おすすめタイプ | 3Dアバターでにぎやかに交流したい人 |
Mirrativ
Mirrativは、もともとスマホゲーム配信に強いアプリで、アバター機能「エモモ」を使ってVtuber風の配信もできます.
ゲーム画面のミラーリング配信とアバター表示を組み合わせることで、スマホゲーム実況のVtuberとして活動しやすいのがポイントです。
10代から20代のゲーム好きな利用者が多く、ゲーム配信を中心にファンを増やしたい人に相性の良いアプリです。
| アプリ名 | Mirrativ |
|---|---|
| 主な配信スタイル | ゲーム配信＋アバター配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | アバター利用で顔出し不要 |
| 収益化の仕組み | ギフトとイベント報酬 |
| おすすめタイプ | ゲーム中心で活動したいVtuber志望 |
topia
topiaは、歌や音楽コンテンツに特化したバーチャル音楽ライブ配信アプリです。
歌枠向けの機能やカラオケ楽曲が豊富で、バーチャル姿で歌を届けたいVtuberやVシンガーに向いています。
音楽好きのリスナーが多いため、歌や弾き語りを軸にファンとコミュニティを育てていきたい人に最適です。
| アプリ名 | topia |
|---|---|
| 主な配信スタイル | バーチャル歌枠配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | 顔出し不要のバーチャル配信 |
| 収益化の仕組み | ギフトとジュエル換金 |
| おすすめタイプ | 歌メインで活動したいVシンガー |
17LIVE
17LIVEは、世界規模でユーザーを抱える大手ライブ配信アプリで、Vライバーとして活動する人も多くいます。
アバター機能や音声配信と組み合わせることで、顔出しを抑えつつVtuberに近いスタイルを試せるのが特徴です。
イベントの数や視聴者の母数が大きいため、競争は激しいものの当たれば一気に伸びやすい環境と言えます。
| アプリ名 | 17LIVE |
|---|---|
| 主な配信スタイル | 雑談や歌枠を中心としたライブ配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android）とPC |
| 顔出しの有無 | 顔出し配信とバーチャル配信の併用 |
| 収益化の仕組み | ギフトとイベント報酬 |
| おすすめタイプ | 大規模なプラットフォームで挑戦したい人 |
ピカピカ
ピカピカは、声劇や雑談など声に特化した音声ライブ配信アプリで、声だけで活動するVライバーに向いています。
顔出しが一切不要で、ボイスドラマや朗読など音声コンテンツを中心に表現したい人でも始めやすいのが魅力です。
声優志望やナレーションに興味がある人が多く集まるため、声を武器にした活動でファンを増やしていきたい人に合った環境です。
| アプリ名 | ピカピカ |
|---|---|
| 主な配信スタイル | 音声ライブ配信と声劇 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | 完全音声のみで顔出し不要 |
| 収益化の仕組み | ギフトとイベント報酬 |
| おすすめタイプ | 声優系Vライバーとして活動したい人 |
WAVE
WAVEは、雑談やカラオケなどをラジオ感覚で配信できる音声ライブ配信アプリです。
顔出しやアバターの準備よりも、まずは声だけでリスナーと交流したい人にとって、とても敷居の低いプラットフォームです。
17LIVEと同じ会社が運営しているため、将来的に映像配信へステップアップしたい人の入口として利用するケースもあります。
| アプリ名 | WAVE |
|---|---|
| 主な配信スタイル | 雑談やカラオケ中心の音声配信 |
| 対応デバイス | スマホアプリ（iOS／Android） |
| 顔出しの有無 | 音声のみで顔出し不要 |
| 収益化の仕組み | ギフトとイベント報酬 |
| おすすめタイプ | 気軽に声だけで活動を始めたい人 |
Vtuber配信アプリを選ぶときに重視したいポイント
Vtuber配信アプリは、それぞれ得意なジャンルや想定しているユーザー層が異なるため、何を重視して選ぶかがとても大切です。
ここでは、アバター機能や収益化の仕組み、リスナー層などアプリ選びの軸になるポイントを整理して解説します。
アバター機能の種類
アプリによって、イラストを読み込むタイプか、アプリ内で3Dアバターを作るタイプか、音声のみで活動するタイプかが大きく異なります。
自分がどのようなキャラクター表現をしたいのかを決めることで、選ぶべきアプリの候補を一気に絞り込むことができます。
- 1枚イラストで動かすタイプ
- アプリ内3Dアバタータイプ
- ゲーム画面＋アバタータイプ
- 音声のみのラジオタイプ
収益化とイベントの仕組み
本格的に活動したいなら、ギフトやイベントなど収益化の仕組みがどれだけ整っているかも重要な比較ポイントになります。
最低換金ラインや、イベントの頻度、事務所所属での優遇などを確認しておくと、活動のロードマップを描きやすくなります。
| 収益化手段 | ギフトや投げ銭の仕組み |
|---|---|
| 換金条件 | 最低交換ポイントや申請方法 |
| イベント環境 | ランキングや公式イベントの頻度 |
| 事務所連携 | ライバー事務所との提携やサポート |
リスナー層とコミュニティの雰囲気
アプリごとに、ゲーム好きが多いのか歌好きが多いのか、雑談メインなのかといったリスナー層の違いがあります。
自分の配信スタイルとリスナーの好みがかみ合うアプリで活動するほど、初配信からファンが付きやすく長く応援されやすくなります。
初心者サポートと機能のわかりやすさ
配信アプリに慣れていない段階では、最初の設定や配信ボタンまでの流れがシンプルなサービスを選ぶと挫折しにくくなります。
初心者向けガイドやチュートリアル、問い合わせサポートなどが用意されているかも、長く続けるうえでの安心材料になります。
スマホだけでVtuber配信を始める準備ステップ
Vtuber配信はハイスペックなPCがないと難しいと感じがちですが、スマホだけでも工夫次第で十分に活動できます。
ここでは、スマホ1台でVtuber配信アプリを使い始めるために必要な準備ステップを順番に整理します。
Vtuber用アバターの用意
まずは、自分の分身となるVtuber用アバターをどのように用意するかを決めることが最初のステップになります。
アプリ内のアバター機能を使う方法なら、無料でサクッと始められる一方で、オリジナリティはやや出しにくくなります。
イラストレーターに立ち絵を依頼したり、自作でキャラクターデザインを行ったりすれば、世界観をしっかり作り込むことができます。
- アプリ内アバター機能を使う
- イラストレーターに立ち絵を依頼する
- 自作イラストや3Dモデルを用意する
- 最初は既存アバターで試してから作り込む
マイクやイヤホンの準備
声の聞きやすさは配信の印象を大きく左右するため、スマホ付属のマイクだけでなく最低限の音声機材も意識したいポイントです。
予算に合わせて、有線イヤホンマイクやUSBマイクなどから選び、雑音を減らしてクリアな声を届けられる環境を整えましょう。
| 推奨機材の例 | 有線イヤホンマイクやUSBコンデンサーマイク |
|---|---|
| ノイズ対策のポイント | 静かな部屋とポップガードの併用 |
| 予算の目安 | 入門は数千円からスタート可能 |
配信環境と通信回線の確認
どれだけアプリやアバターを整えても、通信が不安定だとカクつきや音切れが発生してリスナーの離脱につながってしまいます。
自宅のWiFi速度や安定性を事前に確認し、可能であればルーターの近くで配信するなど、通信環境を優先的に整えましょう。
配信タイトルとサムネイルの工夫
初見のリスナーは、一覧に表示されるタイトルやサムネイルを見て配信に入るかどうかを判断します。
どんな内容の配信なのかがひと目で伝わるタイトルと、アバターの雰囲気がわかるサムネイル画像を意識して準備しましょう。
- 内容が想像しやすいタイトル
- アバターがわかるサムネイル
- 定番企画名を入れたタイトル
- 数字やキーワードを入れた訴求
配信アプリで伸びるVtuberになるためのコツと注意点
Vtuber配信アプリを入れて配信を始めるだけでは、自然と視聴者が増えるとは限らず、伸びている人には共通する工夫があります。
ここでは、視聴者が定着しやすい配信スタイルのポイントと、ルール違反を避けるために意識しておきたい注意点を紹介します。
視聴者が増えやすい配信スタイル
毎回配信の時間帯や内容が大きくぶれていると、視聴者が習慣的に見に来づらくなってしまいます。
できるだけ同じ時間帯で配信したり、曜日ごとに企画を分けたりすることで、「この時間はこの人の配信を見る」という習慣を作りやすくなります。
- できる範囲での定期配信
- 曜日ごとの企画固定
- コラボ配信の活用
- 挨拶や終わり方の統一
ルール違反を避けるための注意点
配信アプリでは、それぞれ利用規約やガイドラインが定められており、違反するとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。
特に著作権や未成年保護に関わる内容は厳しく管理されているため、事前にルールを読み込んでから配信を始めることが大切です。
| 著作権関連 | 無許可の音楽や映像の使用を避ける |
|---|---|
| 過激な表現 | 差別的表現や暴力的な内容を控える |
| 個人情報 | 自分や他人の情報を不用意に話さない |
| 未成年関連 | 年齢制限や深夜配信ルールの遵守 |
複数アプリを使い分ける戦略
1つのアプリである程度リスナーが増えてきたら、サブ的に別の配信アプリを試して活動の幅を広げる選択肢もあります。
メインはVtuber配信アプリで、サブは音声特化アプリのように役割を分けることで、負担を抑えつつ接点を増やすことができます。
自分に合ったVtuber配信アプリで負担なく活動を続けよう
Vtuber配信アプリと一口に言っても、アバターの作り方や配信ジャンル、リスナー層、収益化の仕組みなどはサービスごとに大きく異なります。
まずは自分がやりたい配信スタイルや目指したい姿を言語化し、そのうえでこの記事で紹介した特徴を参考にしながら、自分に合ったアプリを選ぶことが大切です。
スマホだけでも十分に活動を始められる環境が整っているので、完璧な準備を待つのではなく、無理のない範囲で一歩を踏み出して継続していきましょう。