Vtuberとして活動を始めるとき、最初に悩むのがどんなパソコンを選べばいいかという点です。
とくにOBSやVTube Studioを同時に動かしながらゲーム配信までこなそうとすると、一般的な事務用PCではすぐに限界が来てしまいます。
このページではVtuber配信におすすめなパソコンの具体的なモデルと、失敗しにくいスペックや予算の考え方をまとめて解説します。
雑談メインで始めたい人から、本格的にゲーム配信をしたい人まで、自分に合った一台をイメージできるように整理していきましょう。
Vtuber配信におすすめなパソコン7選と選び方
ここではVtuber配信との相性が良い7つのパソコンをピックアップし、それぞれの強みと向いている配信スタイルを解説します。
いきなり細かいパーツの型番を見るのではなく、「どんな配信をしたいか」から逆算して選ぶと失敗しにくくなります。
まずはデスクトップとノートの違いや、GPU性能の高さなど、ざっくりとした方向性をつかむつもりで読み進めてください。
G-Tune DG-I7G70
G-Tune DG-I7G70は、ゲームから動画編集、実況配信まで幅広く対応できるハイパフォーマンスなゲーミングデスクトップです。
最新のインテルCore i7プロセッサーとGeForce RTX 40シリーズクラスのGPUを組み合わせられるため、重めの3Dゲーム配信でも余裕を持ってこなせます。
標準で32GBメモリや高速NVMe SSDを選べる構成が多く、複数ソフトを立ち上げた状態でもカクつきにくいのが大きな魅力です。
長時間配信を前提にした冷却設計とサポート体制も整っているので、最初から本格的に活動したい人に向いています。
| 名称 | G-Tune DG-I7G70 |
|---|---|
| タイプ | デスクトップ |
| CPU/GPU | Core i7クラス+RTX 40シリーズGPU |
| メモリ | 標準32GBクラス |
| 特徴 | ゲーム配信と動画編集を同時にこなしやすい高性能構成 |
| 価格目安 | 約25万〜35万円前後 |
| おすすめの人 | 重量級ゲーム配信も視野に入れた本格派Vtuber |
ASUS TUF Gaming A15
ASUS TUF Gaming A15は、堅牢なボディと高いコスパが魅力のゲーミングノートPCです。
Ryzen 9クラスのCPUやRTX 40シリーズGPUを搭載したモデルもあり、ノートながらVtuber配信に必要な処理性能をしっかり確保できます。
冷却性能に優れたTUFシリーズの設計により、長時間のゲーム配信や録画でもパフォーマンスが落ちにくい点もメリットです。
自室のスペースが限られている人や、配信環境を持ち運びたい人にとって扱いやすい選択肢と言えます。
| 名称 | ASUS TUF Gaming A15 |
|---|---|
| タイプ | ノートパソコン |
| CPU/GPU | Ryzen 7〜9クラス+RTX 40シリーズLaptop GPU |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | 耐久性と冷却性能に優れたコスパ重視ノート |
| 価格目安 | 中価格帯〜やや高価格帯 |
| おすすめの人 | 省スペースでゲーム配信もしたいVtuber |
MSI Katana 15
MSI Katana 15は、RTX 40シリーズGPUを搭載した高コスパのゲーミングノートPCです。
第13世代以降のインテルCoreシリーズと組み合わせることで、FPSゲームをしながらLive2Dモデルを動かすような負荷の高い配信にも対応できます。
144Hzや165Hzの高リフレッシュレート液晶モデルもあり、プレイ画面を滑らかに映しつつ配信画面も高画質で届けられるのが強みです。
20万円前後の予算で「ゲームも配信も妥協したくない」という人にとって、バランスの良い選択肢になります。
| 名称 | MSI Katana 15 |
|---|---|
| タイプ | ノートパソコン |
| CPU/GPU | Core i7〜i9クラス+RTX 40シリーズLaptop GPU |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | 高リフレッシュレート液晶搭載のゲーミングノート |
| 価格目安 | 約18万〜25万円前後 |
| おすすめの人 | FPSゲーム配信を快適に行いたいVtuber |
GALLERIAゲーミングPC
GALLERIAのゲーミングデスクトップは、配信者向けにバランス良く構成されたモデルが多いシリーズです。
RTX 4060やRTX 4070クラスのGPUを搭載したモデルでは、フルHD〜WQHD解像度でのゲーム配信も十分こなせる性能があります。
BTOらしくストレージ容量やメモリを自分のスタイルに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。
ケースデザインやサイズの選択肢も広いので、配信部屋のレイアウトにこだわりたい人にも向いています。
| 名称 | GALLERIAゲーミングデスクトップ |
|---|---|
| タイプ | デスクトップ |
| CPU/GPU | Core i5〜i7クラス+RTX 4060以上 |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | カスタマイズ性が高い配信向けゲーミングPC |
| 価格目安 | 約18万〜30万円前後 |
| おすすめの人 | 自分好みにパーツ構成を調整したいVtuber |
Lenovo Legion 5シリーズ
Lenovo Legion 5シリーズは、落ち着いたデザインと高いゲーミング性能を両立したノートPCです。
最新世代のプロセッサーとRTX 40シリーズGPUを組み合わせたモデルでは、ゲーム配信だけでなく動画編集やサムネ作成も快適に行えます。
キーボードの打ちやすさやスピーカーの音質も良く、配信以外の普段使いのPCとしても快適に使える点が魅力です。
派手すぎない見た目のゲーミングノートを探している人におすすめのシリーズとなっています。
| 名称 | Lenovo Legion 5シリーズ |
|---|---|
| タイプ | ノートパソコン |
| CPU/GPU | 最新世代Coreシリーズ+RTX 40シリーズGPU |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | シンプルなデザインと高いゲーミング性能 |
| 価格目安 | 約18万〜25万円前後 |
| おすすめの人 | ビジネス用途と配信を一台で兼用したいVtuber |
G-Master Velox Mini B850A AMD Edition
G-Master Velox Mini B850A AMD Editionは、コンパクトなキューブ型ケースに高性能パーツを詰め込んだBTOデスクトップです。
専用GPUを標準搭載しつつ、小型筐体ながら冷却と静音性にも配慮された設計になっています。
部屋のインテリアに馴染みやすいサイズ感なので、配信背景に映り込んでもスッキリした印象を保ちやすいのも魅力です。
設置スペースをあまり取りたくないけれど、デスクトップのパワーは欲しいという人に向いた一台です。
| 名称 | G-Master Velox Mini B850A AMD Edition |
|---|---|
| タイプ | 小型デスクトップ |
| CPU/GPU | AMDプラットフォーム+専用グラフィックボード |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | 省スペースな筐体に高性能パーツを搭載可能 |
| 価格目安 | 約20万〜30万円前後 |
| おすすめの人 | 部屋の見た目も重視したい個人Vtuber |
G-Tune P5シリーズ
G-Tune P5シリーズは、「配信・ゲーム・3Dモデリングにおすすめ」と明記されている配信者向けノートPCです。
Core i7プロセッサーとRTX 40シリーズGPU、16GB以上のメモリを組み合わせ、持ち運びしやすい15.6型筐体にまとめています。
WQHD解像度の高リフレッシュレート液晶を選べるモデルもあり、視聴者側にもきれいな映像を届けやすいのがポイントです。
自宅とスタジオなど複数の環境で配信したい人や、出張先からも配信したい人にとって扱いやすいシリーズです。
| 名称 | G-Tune P5シリーズ |
|---|---|
| タイプ | ノートパソコン |
| CPU/GPU | Core i7クラス+RTX 40シリーズLaptop GPU |
| メモリ | 16GB〜32GB |
| 特徴 | 配信用途を意識した高リフレッシュレート液晶搭載 |
| 価格目安 | 約20万〜26万円前後 |
| おすすめの人 | 持ち運び前提で配信環境を整えたいVtuber |
Vtuber配信に必要なパソコンスペックの目安
ここからは具体的なモデル名だけでなく、Vtuber配信に必要なスペックの目安を整理していきます。
自作やBTOで構成を組みたい人や、家電量販店で似たスペックのPCを探したい人は、ここで紹介するラインを一つの基準にしてください。
雑談メインかゲーム配信メインかによって必要なスペックは変わるため、自分の配信スタイルをイメージしながら読み進めることが大切です。
最低ラインのスペック目安
まず「とりあえずVtuber配信を始めてみる」ための最低ラインとして、どの程度のスペックが必要かを整理します。
雑談メインであれば負荷はそこまで高くありませんが、それでもVTube StudioとOBSを同時に動かすことを想定すると事務向けPCでは厳しくなります。
以下の表を目安に、自分のやりたい配信が最低ラインで足りるのか、それとも一つ上のクラスが必要なのかをイメージしてみてください。
| 用途 | 推奨スペックの目安 |
|---|---|
| 雑談・歌枠中心 | CPU:Core i5クラス/メモリ16GB/GPU:GTX 1660〜RTX 3050 |
| 軽めのゲーム配信 | CPU:Core i5〜i7/メモリ16GB以上/GPU:RTX 3060〜RTX 4060 |
| 重めの3Dゲーム配信 | CPU:Core i7〜Ryzen 7/メモリ32GB以上/GPU:RTX 4070クラス以上 |
推奨スペックと余裕を持たせる理由
配信専用PCを選ぶときは、「今のゲームが動けばいい」だけでなく、2〜3年後のタイトルも見据えて少し余裕を持ったスペックを選ぶのが安全です。
とくにCPUとGPUはあとからの交換が難しいことが多く、最初にケチりすぎるとすぐ買い替えが必要になってしまいます。
ゲーム配信を視野に入れるなら、Core i7やRyzen 7クラスのCPUとRTX 4060以上のGPU、メモリ32GBを「快適ライン」と考えておくと安心です。
一方で雑談メインであれば、CPUをやや抑えてGPUをエントリークラスにするなど、コストを落とす工夫もできます。
CPUとGPUの優先順位
Vtuber配信ではCPUとGPUのどちらも重要ですが、どちらを優先するかはやりたい配信内容によって変わります。
ゲームをせず雑談や歌枠が中心なら、CPU性能を優先してGPUはミドルクラスで十分というケースが多いです。
逆に最新の3Dゲームを高画質で配信したい場合は、GPU性能を優先してCPUはミドル〜ハイクラスを組み合わせる考え方が向いています。
- 雑談メインならCPU優先
- FPSや3Dゲーム配信ならGPU優先
- 動画編集もするならCPUとメモリの余裕を持たせる
- 将来的な買い替え頻度を減らしたいなら両方ハイクラス
メモリとストレージの容量
配信中はブラウザやチャットツール、画像編集ソフトなど複数のアプリを同時に開くことが多く、メモリ容量は体感の快適さに直結します。
最低でも16GB、ゲーム配信や動画編集も行うなら32GBを標準ラインと考えると良いでしょう。
ストレージはSSD必須で、OSとソフト用に500GB以上、ゲームもたっぷり入れるなら1TB〜2TB程度を目安にすると管理が楽になります。
外付けSSDやNASを併用することで、配信アーカイブや素材データを分けて保管する運用もしやすくなります。
配信スタイル別に見るパソコンへの負荷
同じVtuber配信でも、雑談中心なのかゲーム中心なのか、2Dモデルか3DアバターかでPCにかかる負荷は大きく変わります。
ここでは代表的な配信スタイルごとに、どの程度のスペックが必要になるのかをイメージしやすく整理します。
自分のやりたい配信スタイルがどこに位置しているのかを把握することで、スペックの過不足を防ぎやすくなります。
雑談配信と歌枠
雑談配信や歌枠は、ゲーム配信と比べるとPCへの負荷が低く、エントリー〜ミドルクラスのゲーミングPCでも対応しやすいジャンルです。
それでもVTube StudioやOBS、ブラウザなど複数のソフトを同時に開くため、16GBメモリと専用GPU搭載モデルを選んでおくと安心です。
歌枠ではオーディオインターフェイスやエフェクトプラグインを使うことも多いため、CPU使用率の余裕も意識しておきましょう。
- CPUはCore i5以上を目安にする
- メモリ16GBを標準ラインとして考える
- GPUはミドルクラスで十分だが内蔵GPUのみは避ける
- オーディオ処理用にCPU負荷の余裕を残しておく
ゲーム配信
ゲーム配信は、ゲーム本体と配信ソフト、モデル表示が同時にPCリソースを消費するため、最もスペックが求められるスタイルです。
とくにFPSやオープンワールドのような負荷の高いタイトルでは、GPU性能に余裕がないとフレームレートが落ちて視聴者にもストレスになります。
以下の表を参考に、自分が遊びたいタイトルの重さに合わせて必要なスペックをイメージしてみてください。
| 配信スタイル | 必要スペックのイメージ |
|---|---|
| 2Dゲーム+Live2D | CPU:Core i5〜i7/GPU:RTX 3060クラス/メモリ16GB |
| 中程度の3Dゲーム | CPU:Core i7クラス/GPU:RTX 4060〜RTX 4070/メモリ32GB |
| 重量級FPSやオープンワールド | CPU:Core i7〜i9/GPU:RTX 4070以上/メモリ32GB以上 |
3Dアバター配信
3Dアバター配信では、アバター表示ソフトとトラッキング処理が追加されるため、2DモデルよりもGPUとCPUへの負荷が高くなりがちです。
背景合成やスタジオ風レイアウトなどを多用する場合、GPUメモリの少ないモデルではカクつきやすくなる点に注意が必要です。
3Dモデルを自分で動かすだけでなく、複数人のコラボやワールド内移動などを行うなら、RTX 4070クラス以上のGPUを意識して選ぶと安心です。
将来的に3D化を考えている人は、最初から少し余裕のあるGPUを搭載したPCを選んでおくと買い替えサイクルを伸ばせます。
動画編集とアーカイブ管理
配信だけでなく、切り抜き動画やショート動画を作る場合は、動画編集ソフトを快適に動かせるスペックも重要になります。
フルHD編集中心ならミドルクラスのGPUでも対応できますが、4K編集やエフェクト多めの編集をするならハイエンド寄りの構成が安心です。
動画データは容量が大きくなりやすいため、内蔵SSDに加えて外付けSSDや大容量HDDを組み合わせる運用も検討しましょう。
配信と編集を一台で完結させる場合は、メモリ32GB以上と1TB以上のSSDを一つの目安にすると実務でのストレスが減ります。
予算別に考えるVtuber用パソコンの選び方
必要なスペックのイメージがついたら、自分の予算帯でどこまで狙えるかを考えていきます。
ここではおおまかな価格帯ごとに、どの程度の構成が現実的か、どんな配信スタイルまでカバーできるかを整理します。
予算に対して無理のない範囲で、あとから悔いが残らないバランスを探すことがポイントです。
10万円前後で始める構成
10万円前後の予算では、エントリークラスのゲーミングノートや、ミドルクラスまでのBTOデスクトップが選択肢に入ってきます。
スペックとしては、Core i5クラスのCPUとエントリー〜ミドルクラスのGPU、メモリ16GBあたりが現実的なラインとなることが多いです。
雑談や軽めのゲーム配信から試してみて、活動が軌道に乗ったタイミングで上位機種に乗り換えるという戦略も取りやすい価格帯です。
- 雑談・歌枠中心なら十分にこなせる
- 軽めのゲーム配信なら設定を抑えれば対応可能
- 動画編集はフルHD中心にする
- 将来の買い替えを前提に初期投資を抑えたい人向き
15万〜20万円の構成
15万〜20万円の予算になると、RTX 4060クラスのGPUを搭載したノートPCや、ミドル〜ハイクラスのデスクトップが見えてきます。
この価格帯は「ゲーム配信もしたいし、雑談だけにするつもりもない」というVtuberにとって最もバランスの良いゾーンです。
配信と動画編集を一台でこなしつつ、最新タイトルを中設定程度で遊びながら配信する、といった使い方にも現実的に対応できます。
長く使いたい人は、このレンジでもメモリ32GBや1TB SSDへのアップグレードを検討すると安心感が増します。
25万円以上の構成
25万円以上の予算が取れる場合は、RTX 4070クラス以上のGPUやCore i7上位〜i9クラスのCPUなど、かなり余裕を持った構成が狙えます。
重量級の3Dゲーム配信や高ビットレートでの配信、4K編集などまで視野に入れたワンランク上の活動スタイルにも対応しやすくなります。
企業勢Vtuberに近い環境を個人でも整えたい人や、複数年の運用を前提にした本気の一台が欲しい人に向いている価格帯です。
PC以外にもマイクやオーディオインターフェイスなど周辺機器への投資が必要なことも忘れず、トータル予算で考えるようにしましょう。
予算別スペック早見表
ここまでの内容を、ざっくりとした予算別のスペックイメージとして整理します。
実際の価格はセールや構成によって変動しますが、自分の予算がどのあたりのクラスに位置しているかの目安として参考にしてください。
| 予算帯 | スペックのイメージ |
|---|---|
| 約10万円前後 | CPU:Core i5クラス/メモリ16GB/GPU:エントリー〜ミドル |
| 約15万〜20万円 | CPU:Core i5〜i7/メモリ16〜32GB/GPU:RTX 4060クラス |
| 約25万〜30万円以上 | CPU:Core i7〜i9/メモリ32GB以上/GPU:RTX 4070クラス以上 |
中古パソコンを選ぶときの注意
予算を抑えるために中古PCを検討する人も多いですが、配信用途ではいくつか注意したいポイントがあります。
古い世代のGPUや少ないメモリ構成だと、スペック表だけでは判断しにくいボトルネックが潜んでいることも珍しくありません。
保証期間が短かったり、配信中にトラブルが起きたときのサポートが限定的だったりする点もよく確認しておく必要があります。
- 第10世代以前のCPUや古いGPUは性能不足の可能性が高い
- メモリとストレージの増設余地を確認する
- 保証と初期不良対応の条件を必ず読む
- 配信で使うなら信頼できるショップから購入する
Vtuber用パソコンを購入する前に確認したいポイント
スペックや予算に目星がついたら、最後に「運用面」で後悔しないためのポイントも押さえておきましょう。
ここで紹介する項目は、いざ配信を始めてから気づくことが多く、最初から意識しておくと環境づくりがぐっと楽になります。
スペック表だけでは分かりにくい要素こそ、レビューや公式情報を見ながら丁寧に確認しておくことが大切です。
静音性と熱対策
配信中にPCファンの音がマイクに乗ってしまうと、視聴者にとっての聞き心地が大きく損なわれてしまいます。
ゲーミングPCはどうしても発熱が大きくなりやすいため、ケースのエアフローや冷却ファンの数、ノートの場合は排気口の位置などをチェックしておきましょう。
必要に応じて冷却スタンドや外付けファンを併用することで、夏場の配信でも安定したパフォーマンスを保ちやすくなります。
- 長時間高負荷でも温度が安定しているか
- ファンの音量レビューに極端な悪評がないか
- ノートは底面吸気か側面吸気かを確認する
- 冷却パッドや追加ファンの導入余地があるか
ポートと拡張性
マイクやオーディオインターフェイス、Webカメラ、キャプチャーボードなど、Vtuber配信では想像以上に多くの機器をPCに接続します。
USBポートの数や種類、映像出力ポート、LANポートの有無など、配信環境に必要なインターフェイスが足りているかを確認しましょう。
デスクトップならストレージの増設スペースやPCIeスロットの空き、ノートならドッキングステーションの選択肢なども事前にチェックしておくと安心です。
| 項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| USBポート | 数と規格(USB-AとUSB-Cのバランス) |
| 映像出力 | HDMIやDisplayPortの本数と対応解像度 |
| ネットワーク | 有線LANポートの有無とWi-Fi規格 |
| 拡張性 | 追加ストレージや拡張カードの余裕 |
ネットワーク環境
どれだけ高性能なPCを用意しても、ネット回線が不安定だと配信が途切れたり画質が落ちたりしてしまいます。
可能であれば有線LAN接続を前提にし、ルーターとの距離や配線ルートも含めて配信環境を設計するのがおすすめです。
無線を使う場合でも、Wi-Fi 6以上の規格に対応したPCとルーターを組み合わせることで、ラグや途切れのリスクを減らせます。
PC購入前に自宅のネット環境を見直しておくと、配信スタート後のトラブルを大きく減らせます。
保証とサポート
配信を仕事や副業として続けるつもりであれば、PCの故障リスクに備えた保証やサポート体制も重要なポイントです。
24時間対応のサポート窓口や、3年間保証などが用意されているメーカーやBTOブランドを選ぶと、トラブル時の不安が軽減されます。
とくに配信前に突然PCが起動しなくなったときなど、サポートの窓口が明確であることは精神的な安心感にもつながります。
価格だけでなく、保証内容も含めてトータルコストとして比較する習慣をつけておきましょう。
Vtuber配信に最適なパソコン選びの結論
Vtuber配信に使うパソコンは、雑談中心かゲーム中心か、2Dか3Dかといった配信スタイルによって必要なスペックが大きく変わります。
最低ラインとしてはCore i5クラスと16GBメモリ、専用GPU搭載モデルを目安にし、ゲーム配信まで視野に入れるならCore i7クラスとRTX 4060以上、メモリ32GBを「快適ライン」と考えると良いでしょう。
そのうえで、ここで紹介したような配信向きのゲーミングPCやBTOモデルから、自分の予算とスタイルに合った一台を選ぶのがおすすめです。
静音性やポート数、保証内容といった運用面も含めて総合的に比較し、自分が長く付き合っていける相棒としてのパソコンを選んであげてください。

