VTuber配信画面の作り方を7ステップで身につける|OBS設定とレイアウトのコツで見やすさと個性を両立させよう!

銀髪VTuberが空中浮遊する島を背景にファンタジー風衣装で微笑むイラスト
配信

VTuberとして配信を始めようとするとき、多くの人が最初につまずくのが「配信画面をどう作ればいいのか」という点です。

OBSの設定やレイアウトの考え方さえ押さえれば、最初の一枚でも十分に見やすくプロっぽい配信画面を用意できます。

ここではVTuber配信画面の作り方をステップ形式で整理し、雑談やゲーム、歌枠などさまざまな配信に使えるレイアウトのコツも合わせて解説します。

自分らしさと視聴者の見やすさを両立させるための考え方も紹介するので、初配信前の人も画面を作り直したい人も参考にしてください。

VTuber配信画面の作り方を7ステップで身につける

触手付き衣装を着た紫髪ツインテールのVTuberが魔法のようなエフェクトを操るイラスト

このセクションでは、VTuber配信画面を形にするまでの流れを七つのステップに分けて解説します。

それぞれのステップは、配信環境の準備からOBSの設定、配信前の最終チェックまで一連の作業としてつながっています。

一つずつ確実にこなしていけば、最初の配信でも大きな事故なく落ち着いてスタートできるようになります。

配信環境の準備

最初のステップは配信に使う機材とソフトをひととおりそろえるところから始まります。

PCの性能は、ゲームをしながら配信するならCPUやGPUに余裕があることが望ましく、雑談メインならミドルクラスでも足ります。

音声は視聴者のストレスに直結するため、マイクはできればコンデンサーマイクなどの専用機を用意し、ポップガードやオーディオインターフェースも検討します。

VTuberモデル用のトラッキングソフトと、配信ソフトであるOBS Studioなどもこの段階でインストールしておきます。

  • 配信用PC
  • マイクやオーディオインターフェース
  • ヘッドホンやイヤホン
  • VTuberモデル用トラッキングソフト
  • OBS Studioなどの配信ソフト
  • 安定したインターネット回線

解像度設定の基本

機材を準備したら、OBSの解像度とフレームレートを配信プラットフォームに合わせて設定します。

YouTubeなどの一般的な配信ではフルHDの1920×1080がよく使われ、PC負荷や回線速度を考えて720pに下げるケースもあります。

フレームレートは動きの激しいゲームでなければ30fpsで十分なことが多く、負荷を抑えたい場合はまず30fpsから試すと安定しやすくなります。

OBSの「映像」設定でキャンバス解像度と出力解像度をそろえておくと、レイアウトのズレを防ぎきれいな画面を作りやすくなります。

シーン構成の理解

配信画面はOBSの「シーン」と「ソース」という単位で管理されるため、それぞれの役割を最初に理解しておくことが重要です。

シーンは雑談やゲーム、待機など用途ごとの画面セットであり、その中に背景やモデル、コメント欄などのソースを重ねて配置します。

よく使うシーンをあらかじめ作っておけば、配信中にボタンひとつで画面を切り替えられるようになり演出の幅が広がります。

まずは「雑談」「ゲーム」「待機」「エンディング」など最低限のシーンから用意して、慣れてきたらシーンを増やしていくと運用しやすくなります。

雑談画面のベース作成

雑談配信用の画面は、VTuberモデルの表情がしっかり見えてコメントも読みやすい構成を目指します。

背景の上にフレーム画像を置き、モデルをやや大きめに配置して、横か下にコメント欄と配信タイトル枠を用意する形が定番です。

雑談では情報量を詰め込みすぎると視聴者がどこを見ればよいか分からなくなるため、テキストはテーマやお知らせなど最低限に絞ります。

最初はシンプルなレイアウトで運用し、配信を重ねながら視聴者の反応を見て要素を追加していくとバランスを崩しにくくなります。

ゲーム画面のベース作成

ゲーム配信ではゲーム画面が主役になるため、ゲーム映像のキャプチャを大きく配置し、その上か隅にモデルやコメント欄を載せる構成が一般的です。

ゲーム画面を隠しすぎると視聴者の没入感が損なわれるので、モデルのサイズはやや小さめに抑えて四隅の一つに置く形がよく選ばれます。

コメント欄はゲームのUIや重要な情報を邪魔しない位置に配置し、背景のフレームで読みやすく区切っておくと親切です。

アクションゲームなど動きが激しい配信では、画面の中央付近に要素を置かないよう意識するだけでも見やすさが大きく変わります。

待機画面のベース作成

待機画面は配信開始前に視聴者が最初に目にする画面なので、キャラクターやロゴを大きく見せてチャンネルの雰囲気を伝える役割があります。

画面のどこかに「配信準備中」や「まもなく開始」などのテキストを入れて、状況がひと目で分かるようにしておきます。

次回配信の予定やSNSアカウント、ハッシュタグなどの情報をさりげなく置くと、待機時間を活用してフォローや通知登録につなげることができます。

BGMを流す場合は本番の音量より少し抑えめに設定し、配信開始時に音量差が出過ぎないように注意します。

配信前チェックの習慣化

最後のステップは配信開始ボタンを押す前の確認をルーティン化して、トラブルを未然に防ぐことです。

シーンの切り替えミスやマイクのミュート忘れ、音量バランスの崩れなどは基本的なチェックだけで多くを防げます。

配信開始前に数秒だけテスト録画やテスト配信を行い、映像と音声が狙いどおりに出ているかを確認するのも有効です。

毎回同じ順番で確認できるように、自分用のチェックリストを用意しておくと安心感がぐっと高まります。

  • マイクとBGMの音量確認
  • シーンとソースの表示状態の確認
  • ゲームやアプリのキャプチャ状態の確認
  • コメント欄の表示確認
  • タイトルやタグの設定確認

初心者向けVTuber配信画面の基本要素

夜の都市でホログラムを見せる猫耳ヘッドフォンのVTuberイラスト

ここでは、どのような配信でも共通して押さえておきたい配信画面の基本要素をまとめます。

どのパーツをどのくらいの大きさで置くかを意識するだけでも、画面の見やすさやプロっぽさが大きく変わります。

最初に画面要素の役割を理解しておくと、後からレイアウトを変えるときも迷いにくくなります。

画面要素の優先順位

配信画面には背景やフレーム、モデル、コメント欄、テキスト情報などさまざまな要素が並びますが、すべてを同じ存在感にしてしまうと視線の誘導が難しくなります。

視聴者が最初に見るべきものと、補足的に見るものの優先順位をあらかじめ決めておくとレイアウトの方向性が決まりやすくなります。

一般的にはメインコンテンツであるゲーム画面やモデルを最優先にし、その次にコメント欄や配信タイトルが続くように設計します。

  • メインコンテンツ要素
  • VTuberモデル要素
  • コメント欄要素
  • 配信タイトル要素
  • お知らせテキスト要素
  • ロゴやSNS情報要素

背景画像の役割

背景画像は配信画面全体の雰囲気を決める重要な要素であり、チャンネルの世界観やキャラクター性を視覚的に伝えます。

ただし背景が主張しすぎるとモデルやコメントが埋もれてしまうため、彩度や明るさを少し抑えた画像を使うとバランスが取りやすくなります。

配信内容に応じて背景のタイプを変えるのも効果的で、雑談なら部屋風、ゲームならシンプルなフレーム付きなどの使い分けが考えられます。

背景タイプ シンプルグラデーション
おすすめ配信 雑談配信
与える印象 落ち着いた雰囲気
注意点 モデルや文字色とのコントラスト調整
別パターン 部屋風イラスト背景

コメント欄配置の考え方

コメント欄は視聴者とのコミュニケーションを象徴する要素なので、読みやすさと邪魔にならない位置の両立が重要です。

雑談配信では横長のコメント枠を画面の片側に配置し、ゲーム配信ではゲームUIを避けた場所に縦長でおくとバランスが取りやすくなります。

背景に半透明のパネルやフレームを敷いて文字色とのコントラストを確保すると、スマホ視聴でも読みやすくなります。

コメント欄のサイズは配信ログ全体を見せるよりも、最新のコメント数行がはっきり読めることを優先するとよいでしょう。

ロゴ情報の置き方

チャンネルロゴや名前、SNSアカウントなどの情報は、常に画面に表示しておくことで新規視聴者にも覚えてもらいやすくなります。

ロゴは画面の四隅のうち目立ちすぎない位置に配置し、他の要素と重ならないように少し余白を確保します。

SNSアカウントやハッシュタグは、テロップとして動かすか、背景の中に組み込むかを配信スタイルに合わせて選びます。

情報を詰め込みすぎず、ロゴと一つか二つの情報に絞ることで画面全体の印象をすっきり保てます。

OBSを使ったVTuber配信画面構築の流れ

近未来風ステージでピンク髪VTuberがマイクを持って笑顔を見せるイラスト

このセクションでは、OBS Studioを使って実際に配信画面を構築する具体的な流れを解説します。

シーンとソースの組み合わせ方や、配信中に使いやすい構成にするための工夫を押さえておくと運用が楽になります。

最初は基本的な構成から始めて、慣れてきたら機能を追加していく段階的な考え方がおすすめです。

シーン分割のパターン

OBSでは用途ごとにシーンを分けることで、配信中の画面切り替えをスムーズに行えるようになります。

代表的なシーンとしては雑談、ゲーム、歌、待機、エンディングなどがあり、それぞれに合ったソース構成を用意します。

頻繁に移動するシーンはリストの上側にまとめておくと、配信中の操作ミスを減らせます。

  • 雑談シーン
  • ゲームシーン
  • 歌シーン
  • 待機シーン
  • エンディングシーン

ソース追加の手順

各シーンの中には背景やモデル、ウィンドウキャプチャ、ブラウザソースなどのソースを追加してレイアウトを組み立てます。

ソースは上にあるものほど手前に表示されるため、背景を一番下に、モデルやコメント欄をその上に重ねるという順番を意識します。

よく使う組み合わせはシーンではなくソースのグループとして保存しておくと、別シーンでも流用しやすくなります。

ソース種類 画像ソース
主な用途 背景やフレーム表示
別用途 ロゴやアイコン表示
関連ソース ブラウザソース

トランジション設定の活用

シーン切り替え時の演出であるトランジションを設定すると、画面の切り替わりが自然になり配信のクオリティが上がります。

フェードやカットなどのシンプルなトランジションから始め、配信スタイルに合ったものを一つ選んでおくだけでも印象は変わります。

切り替え時間を短めにしておくとテンポが良くなり、長めにするとしっとりした雰囲気を演出できます。

頻繁にシーンを切り替える配信では、派手すぎないトランジションを選んで視聴者の目が疲れないように配慮しましょう。

配信内容別VTuber配信画面レイアウトの工夫

銀河風衣装のピンク髪VTuberがマイクを持ってステージで歌うイラスト

配信内容が変わると、最適なレイアウトも大きく変わります。

ここでは雑談、ゲーム、歌、コラボといった代表的な配信スタイルごとに、画面の組み立て方のポイントを整理します。

同じ素材を使っていても、要素の大きさや配置を変えるだけで視聴体験は大きく変化します。

雑談配信レイアウト

雑談配信ではVTuberモデルの表情やジェスチャーが主役になるため、キャラクターを大きめに配置することが基本です。

コメント欄も会話の一部として重要なため、行数を増やしつつ読みやすい文字サイズと背景を用意します。

背景はシンプル寄りにして、モデルとコメントがしっかり目立つようにコントラストを調整します。

キャラ表示比率 画面全体の約半分
コメント欄サイズ 縦長で画面の約三分の一
背景テイスト 落ち着いた部屋風イラスト
テキスト情報 テーマと簡単なお知らせのみ

ゲーム配信レイアウト

ゲーム配信ではゲーム画面が視聴体験の中心になるため、ゲーム映像をできるだけ広く見せる構成が重要です。

モデルは画面の角に小さめに置き、ゲームのUIや情報を隠さないように位置を調整します。

コメント欄はゲームの邪魔にならない範囲で配置し、読みやすさが足りないと感じたら半透明のパネルを追加すると改善します。

  • ゲーム映像優先のレイアウト
  • モデルは小さめで四隅に配置
  • UIを避けた場所にコメント欄
  • 重要テキストは画面上か下に限定

歌配信レイアウト

歌配信では歌声と表情をしっかり伝えることが最優先のため、モデルを中心付近に大きめに配置する構成がよく選ばれます。

歌詞を画面下部に表示する場合は、文字数を詰め込みすぎず、行数を絞って読みやすさを保ちます。

背景は曲の雰囲気に合わせた落ち着いたものを選び、動きすぎるアニメーション背景は必要に応じて控えめにします。

歌配信中はコメント欄を小さくして、歌の合間のトークタイムでしっかり読むなど、シーンを分けた運用も効果的です。

コラボ配信レイアウト

コラボ配信では参加メンバー全員をバランスよく見せるために、人数分の枠を事前に用意しておくとレイアウトが安定します。

それぞれの名前や色分けされたテキストを枠の近くに配置すると、誰が話しているかが分かりやすくなります。

コメント欄は全体の下部か側面にまとめて、画面の中央付近にはできるだけ余白を残します。

人数が多いコラボでは情報量が増えやすいので、背景はほぼ単色に近いシンプルなものを選ぶと見やすさを保ちやすくなります。

見やすさ重視VTuber配信画面デザインのコツ

ピンク髪VTuberが雲の上で猫のキャラと一緒に歌う明るいイラスト

最後に、どのような配信スタイルにも共通する「見やすい配信画面」を作るためのデザインのコツをまとめます。

配色やフォント、情報量のコントロールは、視聴者が長時間見続けても疲れにくい画面づくりに直結します。

特にスマホ視聴者を意識した配慮は、現在の配信環境では欠かせないポイントです。

配色設計のポイント

配色はチャンネルのイメージカラーを中心に、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの三つに分けて考えると整理しやすくなります。

背景のベースカラーはやや暗めか彩度低めにして、モデルや文字がくっきり見えるようにコントラストを確保します。

アクセントカラーは通知や重要なお知らせにだけ使うようにすると、視聴者の目線を誘導しやすくなります。

  • ベースカラーに低彩度色
  • メインカラーにキャラ色
  • アクセントカラーに警告色
  • 文字色は背景とのコントラスト重視

情報量調整のコツ

配信画面は要素を足すほど便利そうに見えますが、情報が増えすぎると視聴者はどこを見ればよいか分からなくなってしまいます。

不要なテキストや飾りを一度すべて洗い出し、本当に必要な情報だけに絞る「引き算のデザイン」を意識すると見やすさが向上します。

迷ったときは、視聴者の視線が最初に向かう場所にだけ重要情報を残し、その他はサブ的な位置に小さく配置します。

画面状態 情報が多すぎる
よくある症状 テキストやアイコンだらけ
改善方針 常時表示情報を半分に削減
優先要素 メインコンテンツとコメント

スマホ視聴対応の意識

配信視聴の多くはスマホからであることが多いため、小さい画面でも要素が潰れない配置を意識する必要があります。

テキストはPC画面で見たときに少し大きく感じるくらいのサイズを基準にし、行間をしっかり空けることで読みやすさを確保します。

画面の四隅はスマホのUIやコメント入力欄に隠れやすいので、重要な文字やアイコンを置かないようにしておくと安心です。

配信後にアーカイブをスマホで見返して、自分の配信画面がどのように見えているかを確認する習慣をつけると改善が早くなります。

VTuber配信画面作りを継続して上達させる考え方

触手付き衣装を着た紫髪ツインテールのVTuberが魔法のようなエフェクトを操るイラスト

VTuber配信画面の作り方は、一度完成させたら終わりではなく、配信を続けながら少しずつ改善していくことで自分らしい形に近づいていきます。

最初から完璧なレイアウトを目指すよりも、基本のシーン構成とレイアウトを作り、視聴者の反応や自分の配信スタイルの変化に合わせて調整していく姿勢が大切です。

今回紹介したステップやレイアウトの考え方をベースに、配信後に気になった点を一つずつ直していけば、自然とプロっぽく見やすい画面に育っていきます。

自分と視聴者のどちらにとっても心地よい配信画面を目指して、少しずつ試行錯誤を重ねていきましょう。