Vtuberの配信や切り抜きを見ていると、聞き慣れない言葉が次々に飛び交って戸惑う人も多いはずです。
「なんとなく雰囲気では分かるけれど正しい意味はよく知らない」という状態のままだと、コメントにも参加しづらくてもったいないです。
この記事では代表的なVtuber用語を、初心者にも分かりやすいように意味や使い方のポイントとあわせて整理していきます。
配信を視聴する側はもちろん、これからVtuberとして活動してみたい人にとっても役立つ内容を意識して解説します。
Vtuber用語を初心者でも迷わず理解する基本ガイド
まずは「Vtuberとは何か」という前提と、よく使われるVtuber用語の大まかな分類を押さえて全体像をつかみましょう。
Vtuberの定義
Vtuberは「バーチャルYouTuber」の略で、2Dや3Dのキャラクター姿で動画投稿やライブ配信を行う配信者を指します。
キャラクターの見た目を通じて活動する点が特徴で、配信者本人の素顔を出さずに配信できることも大きな魅力です。
最近ではYouTubeだけでなく、配信プラットフォーム全般で活動する人も含めて広くVtuberと呼ばれています。
Vライバーやバーチャルライバーといった言い方もあり、文脈によってはほぼ同じ意味で使われることもあります。
Vtuber用語が生まれた背景
Vtuber用語の多くは、もともとネットスラングやオタク文化の言い回しが配信文化の中で定着したものです。
配信のコメント欄は短いテキストを素早くやり取りするため、省略表現や略語が特に好まれます。
また同じ箱や事務所のファン同士が共有する内輪ネタから、新しい単語や独特の言い回しが生まれることも多いです。
こうした流れの中で生まれたVtuber用語を押さえておくと、コミュニティの雰囲気に早く馴染みやすくなります。
配信プラットフォーム周りの基本用語
Vtuber用語にはYouTubeや配信サイトの機能名がそのままスラング化しているものも多く存在します。
例えばライブ配信の録画を指す「アーカイブ」や、リアルタイム配信そのものを指す「生配信」といった言葉は頻繁に登場します。
投げ銭機能を指す「スーパーチャット」や「ギフト」などの単語も、配信を収益化する上で重要なキーワードです。
それぞれの機能はプラットフォームによって名称が少し違うため、どのサービスの言葉なのかも合わせて覚えておくと混乱しにくくなります。
視聴スタイルに関する基本用語
Vtuber用語の中には、見る側のスタイルや距離感を表す言葉も多くあります。
特定のキャラクターを特に好んで応援することを指す「推し」という言葉は、アイドル文化から広く使われるようになった代表例です。
複数の箱や事務所のVtuberを幅広く応援する人を指す表現や、一つの箱全体を応援する「箱推し」といった言い回しもあります。
こうした言葉を知っておくと、自分がどんなスタイルで楽しんでいるのかを短い言葉で伝えやすくなります。
初心者が優先して覚えたい単語
初めてVtuber界隈に触れる人は、いきなりすべてのVtuber用語を覚えようとする必要はありません。
まずは「Vtuber」「アーカイブ」「切り抜き」「スパチャ」「推し」といった頻出単語から押さえていくのがおすすめです。
これらの言葉はどの配信でも共通して使われることが多く、意味が分かるだけで配信の空気がぐっと理解しやすくなります。
コメント欄でよく見かける短いリアクション用語については、後半のセクションでまとめて整理していきます。
Vtuber用語の使い方のマナー
Vtuber用語は知っているだけでなく、適切な場面と距離感で使うことも大切です。
特に誰かを傷つける可能性があるスラングや、内輪ネタが強い単語は、場の空気を見ながら使う配慮が必要になります。
配信者本人や他のリスナーが不快に感じる使い方をしてしまうと、コメント欄の雰囲気を壊してしまう原因にもなります。
まずは意味をしっかり理解した上で、周囲の使い方を観察しながら少しずつ取り入れていく姿勢が安心です。
配信画面で頻出するVtuber用語のポイント
ここでは配信画面を見ていると必ずといってよいほど目に入るVtuber用語を、具体例とともに整理していきます。
配信の挨拶
多くのVtuberは配信のたびに、視聴者と一緒に使うお決まりの挨拶フレーズを用意しています。
「こん〇〇」や「おつ〇〇」といった言葉は、そのVtuberや箱ならではの文化を象徴する重要な要素です。
挨拶の意味が分かると、配信開始や終了のタイミングでコメント欄に参加しやすくなり、一体感も生まれやすくなります。
よく使われる挨拶フレーズは次のようなイメージで覚えておくと分かりやすいです。
| 用語 | 意味のイメージ |
|---|---|
| こん〇〇 | 配信開始時の挨拶フレーズ |
| おは〇〇 | 朝配信で使われる挨拶 |
| おつ〇〇 | 配信終了時の挨拶フレーズ |
| ただいま | 復帰配信や久しぶりの配信での一言 |
| いらっしゃい | 新しく来た視聴者に向けた歓迎の言葉 |
コメント欄のリアクション用語
コメント欄には短い文字列だけで感情やリアクションを表すVtuber用語が多数存在します。
こうした単語の意味を知っていると、他のリスナーの反応をすばやく読み取れるようになります。
自分でコメントを書くときも、文として長く書かなくても雰囲気を共有しやすくなる点が便利です。
代表的なリアクション用語として次のようなものがあります。
- 初見
- 常連
- 8888
- 草
- w
- ナイスパ
- 神回
- 尊い
配信枠に関する用語
「配信枠」という言葉は一つ一つの配信を単位として呼ぶときに使われる基本的なVtuber用語です。
雑談だけの配信を指す「雑談枠」や、ゲームプレイが中心の「ゲーム枠」など、内容ごとに枠の呼び名が変わります。
コラボ配信の場合は「コラボ枠」と呼び、主催者側の配信かゲスト側の配信かで意味が変わる場合もあります。
配信スケジュールを見るときは、どの枠にどんな内容が予定されているのかに注目すると予定を立てやすくなります。
アーカイブ視聴で出てくる単語
リアルタイムで視聴できなかった配信を後から見るときに登場するのが「アーカイブ」や「タイムシフト」といった用語です。
アーカイブは配信終了後も残されている動画を指し、いつでも見返せる配信の記録として重要な役割を持ちます。
配信者によっては、歌ってみた配信など一部のアーカイブを期間限定で公開する場合もあります。
説明欄に「アーカイブ残ります」などと書かれている場合は、後からゆっくり見たい人に向けた案内だと理解しておくと安心です。
ファン活動でよく使うVtuber用語の特徴
ここでは推しを応援したり、ファン同士で交流したりする場面で登場するVtuber用語を整理していきます。
推しに関する用語
自分が特に応援しているキャラクターや配信者を指す「推し」は、Vtuber文化でも中心的なキーワードです。
一人だけを特別に応援するスタイルや、複数の箱や事務所を幅広く追いかけるスタイルなど、推し方にもいくつかの種類があります。
それぞれを指すVtuber用語を知っておくと、SNSや配信コメントで自分のスタンスを短く伝えやすくなります。
代表的な推し関連の用語は次のように整理できます。
| 用語 | 意味のイメージ |
|---|---|
| 推し | 特に好きで応援している存在 |
| 単推し | 一人の推しだけを追いかけるスタイル |
| 箱推し | 同じ箱やグループ全体を応援するスタイル |
| DD | 誰でも大好きな広い推し方 |
| 最推し | 複数いる中でも最も好きな存在 |
リスナーの呼び名
多くのVtuberは自分のファンやリスナーに対して、オリジナルの呼び名を付けています。
これらの呼び名は配信の説明欄や自己紹介動画で紹介されることが多く、ファン同士の一体感を高める役割を持ちます。
自分がどのVtuberのリスナーなのかをSNSのプロフィールに書くときも、こうした呼び名がよく使われます。
リスナーの呼び名に関連してよく登場する要素を挙げると次のようになります。
- 正式なリスナー名
- 略称のニックネーム
- ハッシュタグ形式の呼び名
- 箱全体のファンの総称
- グッズに刻まれるファンネーム
ファンアート関連の単語
Vtuber用語の中でもファンアートに関する単語は、イラストや創作が好きな人にとって特に重要です。
多くのVtuberは「ファンアート用タグ」「配信感想用タグ」など、用途ごとに別々のハッシュタグを用意しています。
二次創作のガイドラインを公開しているケースも多いため、イラストを投稿する前には必ず確認する習慣を付けると安心です。
タグを使い分けることで、配信者本人にも自分の作品を見つけてもらいやすくなるのが大きなメリットです。
応援スタイルを表す言葉
どのような頻度で配信を見るか、どれくらい課金するかといった応援スタイルにもさまざまなVtuber用語があります。
定期的に配信を追いかける人を指す表現や、イベントごとに大きく支援する人を指す比喩的な言葉も存在します。
これらの言葉はあくまでコミュニティ内の呼び方であり、強要するためのものではない点を理解しておくことが重要です。
自分の無理のない範囲で楽しむことが、長く推しを応援し続けるための一番大切なポイントだといえます。
活動準備で押さえたいVtuber用語
ここからは「自分もVtuberとして活動してみたい」と考えたときに知っておきたいVtuber用語を整理していきます。
機材周りの基本単語
Vtuberとして活動するには、配信に必要な機材やソフトに関する基本用語を押さえておくことが欠かせません。
マイクやオーディオインターフェース、Webカメラやトラッキング用カメラなど、用途ごとにさまざまな機材が登場します。
それぞれの役割を理解した上で、自分の活動スタイルに合う優先順位からそろえていくのが現実的です。
代表的な機材関連のキーワードを挙げると次のようになります。
- コンデンサーマイク
- オーディオインターフェース
- モニターヘッドホン
- Webカメラ
- モーションキャプチャカメラ
- リングライト
- ポップガード
モデル制作に関する用語
Vtuberの見た目を作る工程には、イラスト制作からモデル化、動作設定まで多くの専門用語が登場します。
依頼する側も最低限の用語を知っておくことで、イラストレーターやモデラーとスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
2Dモデルと3Dモデルでは使われるソフトやファイル形式も異なるため、自分がどちらで活動したいのかを決めておくことも重要です。
モデル制作周りの代表的な用語は次のように整理できます。
| 用語 | 意味のイメージ |
|---|---|
| モデル | Vtuberの見た目となるデータ |
| モデリング | モデルを作成する作業工程 |
| Live2D | 2Dモデルを動かすための技術やソフト |
| 3Dモデル | 立体的に動くキャラクターデータ |
| モデラー | モデルを制作するクリエイター |
配信ソフトと設定に関する単語
実際に配信を行うためには、配信ソフトやエンコード設定に関するVtuber用語も理解しておく必要があります。
代表的な配信ソフトであるOBSに関する用語や、ビットレートやフレームレートといった言葉は、画質や安定性に直結します。
初めは推奨設定をそのまま使い、少しずつ用語の意味を理解しながら自分の回線やPCスペックに合う値に調整していくと安心です。
配信ソフトの解説記事や動画を活用して、分からない単語を一つずつつぶしていく姿勢がトラブルを減らす近道になります。
トラブル回避のために理解したいVtuber用語
Vtuber用語の中には、誤解したまま使うとトラブルや炎上につながりやすいものもあるため注意が必要です。
炎上につながりやすい表現
Vtuber界隈ではネタとして使われる言葉も多い一方で、特定の人や属性を揶揄する表現は大きな問題になりやすいです。
冗談のつもりで書いたコメントが、配信者や別のリスナーを傷つけてしまうケースも少なくありません。
元の意味をきちんと理解していないVtuber用語はむやみに使わず、場の空気を見ながら言葉を選ぶ配慮が大切です。
不安なときは、肯定的なリアクションや応援の言葉を優先して使うとトラブルを避けやすくなります。
- 特定個人への過度ないじり
- 差別的なニュアンスを含むスラング
- 他配信者との比較で貶す表現
- 運営や箱を攻撃する言葉
著作権ガイドラインの用語
ゲーム配信や歌配信が多いVtuber活動では、著作権やガイドラインに関する用語を正しく理解しておくことが非常に重要です。
配信者向けに利用規約を公開している企業も多く、許可されている範囲や禁止されている行為が細かく書かれています。
代表的な用語を押さえた上で、各コンテンツの公式情報を必ず確認する習慣を付けると大きなトラブルを防ぎやすくなります。
著作権周りのキーワードは次のようなイメージで整理しておくと理解しやすいです。
| 用語 | 意味のイメージ |
|---|---|
| 著作権 | 作品の創作者が持つ権利 |
| ライセンス | 利用を許可する条件や範囲 |
| 二次創作 | 既存作品を基にした創作活動 |
| ガイドライン | 配信や創作のルールを示した文書 |
| 収益化 | 配信で収入を得ること全般 |
配信規約に関わるキーワード
配信プラットフォームにはそれぞれコミュニティガイドラインや利用規約があり、違反するとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。
暴力的な表現や過度な性的表現を指す用語に関しては、プラットフォームごとに細かい基準が定められています。
Vtuber用語として軽く使われがちな表現であっても、文脈によっては規約違反と判断される場合がある点に注意が必要です。
配信前に各サービスのガイドラインを読み、危険なラインに近づきそうな言葉は避ける意識を持っておくと安全です。
Vtuber用語を理解して配信や視聴をもっと楽しむ
Vtuber用語は一見難しく感じられますが、配信の現場でよく登場する単語から少しずつ意味を押さえていけば自然と慣れていきます。
基本的な用語とコメント欄のリアクション用語を理解するだけでも、配信の空気に参加している感覚が大きく高まります。
自分が活動する側に回る場合は、機材やモデル制作、著作権ガイドラインに関する言葉も合わせて覚えておくと安心です。
無理に難しいスラングまで追いかける必要はないので、自分のペースでVtuber用語に触れながら配信や推し活そのものを楽しんでいきましょう。

