AIイラストでVTuberとして活動を始める5つのステップ|ツール選びと権利の注意点まで一気に整理!

紫髪の天使風VTuberが魔法の杖を持って夜空に立つイラスト
制作

AIイラストでVTuberになりたいけれど、何から手を付ければいいのか分からないと感じる人は少なくありません。

この記事では、AIイラストで立ち絵を用意してVTuberとして活動を始める流れと、ツール選びや権利面の注意点をセットで整理します。

「とりあえず配信を始めてから考える」のではなく、最初に押さえておきたいポイントを順番に理解していきましょう。

  1. AIイラストでVTuberとして活動を始める5つのステップ
    1. コンセプトとキャラクターデザインを決める
    2. AIイラスト生成ツールを選ぶ
    3. 立ち絵をAIで量産してベースを決める
    4. Live2Dや3Dモデル用に加工する
    5. 配信ソフトと機材をそろえる
    6. デビュー前にプロフィールと世界観を固める
  2. AIイラストVTuberの特徴を整理する
    1. 制作コストを抑えやすい
    2. 自分で素早く試作できる自由度が高い
    3. デザインの一貫性を保つ難しさ
    4. 視聴者やクリエイターからの受け止め方
    5. 長期的なブランドづくりへの影響
  3. AIイラストでVTuber立ち絵を作るツール選び
    1. 無料で試せるオンラインサービス
    2. 高品質を狙える有料サブスク型ツール
    3. Stable Diffusionなどローカル環境の活用
    4. 日本語で扱いやすい補助ツール
  4. AIイラストVTuberの権利周りの注意点
    1. 生成AIツールごとの商用利用条件を確認する
    2. 既存キャラクターに似すぎないデザインを心がける
    3. 事務所や企画ごとの二次創作ガイドラインに従う
    4. イラストレーターの利用規約への配慮
  5. AIイラストで活動するVTuberが炎上リスクを抑える工夫
    1. プロフィールでAI利用のスタンスを明確にする
    2. ファンアートや二次創作との付き合い方を決める
    3. 将来の描き下ろし依頼を見据えた動き方
    4. SNSでの発信内容や言葉選びに気を配る
  6. AIイラストを味方にしたVTuber活動の指針

AIイラストでVTuberとして活動を始める5つのステップ

触手付き衣装を着た紫髪ツインテールのVTuberが魔法のようなエフェクトを操るイラスト

まずはAIイラストでVTuberとして活動を始めるまでの全体像を、具体的なステップに分けて整理します。

大まかな流れをつかんでおくことで、必要なツールや作業を逆算しやすくなり、無駄な遠回りを減らせます。

コンセプトとキャラクターデザインを決める

最初のステップは、AIイラストを使う前にVTuberとしてのコンセプトとキャラクターデザインの方向性を決めることです。

どんな性格や話し方のキャラクターにするのか、配信ジャンルやターゲットとなる視聴者層も合わせて考えるとデザインが固まりやすくなります。

好きな色やモチーフ、ファッションテイストなどをメモに書き出し、AIイラストのプロンプトに落とし込めるキーワードとして整理しておくと後の作業がスムーズです。

すでに活動しているVTuberとデザインが似すぎないように、差別化できるポイントを意識しておくことも重要です。

AIイラスト生成ツールを選ぶ

次に、自分の環境や予算に合ったAIイラスト生成ツールを選びます。

ブラウザから使えるサービスやスマホアプリ、Stable Diffusionのようなローカル環境向けツールなど、選択肢は大きく分けていくつかのタイプがあります。

無料プランで試してから有料プランやサブスクに移行する流れにすれば、画質や使い心地を確認しながら自分に合うツールを決めやすくなります。

商用利用や配信での利用が許可されているかどうかは、必ず利用規約で確認しておきましょう。

立ち絵をAIで量産してベースを決める

ツールが決まったら、立ち絵候補をAIイラストで複数枚生成し、気に入ったものをベースとして選びます。

一度で完璧な立ち絵が出ることは少ないため、プロンプトやシード値を調整しながら、顔立ちや髪型、衣装などのバランスが良いカットを探していきます。

ポーズやアングルは、Live2Dや3Dモデル化を想定して正面向きやバストアップのものを中心に集めると後で扱いやすくなります。

複数の画像から気に入った要素だけを組み合わせ、最終的なデザイン案をまとめる発想で進めると納得感が高まりやすいです。

Live2Dや3Dモデル用に加工する

立ち絵のベースが決まったら、Live2Dや3Dモデルにするための加工やトレースの作業が必要になります。

そのままではパーツ分けがされていないため、クリスタなどのペイントソフトで髪や目、服などをレイヤーごとに分けて描き直していきます。

自分でパーツ分けやモデリングを行う場合は、最初から「動かしやすい構造」を意識して線や塗りを整えておくと効率的です。

外注する場合でも、AIイラストをラフや参考資料として渡し、どこまで描き直してもらうかを事前に相談しておくとトラブルを減らせます。

配信ソフトと機材をそろえる

モデルの準備と並行して、配信ソフトと最低限の機材もそろえておきます。

Live2Dモデルであれば追従用のトラッキングソフトと配信用ソフト、マイクなどが必要になり、環境によってはウェブカメラや照明もあると表情認識が安定します。

PCスペックがギリギリだとモデル表示や配信処理でカクつきやすいので、テスト配信を行いながら設定を調整することが大切です。

AIイラストで作ったモデルがきちんと魅力的に見えるかどうかも、この段階で必ず確認しておきましょう。

デビュー前にプロフィールと世界観を固める

最後に、AIイラストで生まれたキャラクターに合わせてプロフィールと世界観を具体的に固めます。

年齢や種族、好きなものや嫌いなもの、活動の目的などを決めておくと、初配信で話す内容が自然に広がりやすくなります。

AIイラストの雰囲気に合わせて口調やキャラクターのテンションを考えると、見た目と中身のギャップが少なくなり印象が良くなります。

配信プラットフォームや投稿するSNSごとに自己紹介文を調整しつつ、統一感のあるキャラクター像を目指しましょう。

AIイラストVTuberの特徴を整理する

紫髪の天使風VTuberが魔法の杖を持って夜空に立つイラスト

ここでは、AIイラストを使って活動するVTuberならではの特徴を整理し、メリットと課題を冷静に把握します。

良い面だけでなく注意したいポイントも押さえておくことで、長く続けやすい活動の土台を作れます。

制作コストを抑えやすい

AIイラストを活用したVTuberは、一般的に初期費用を抑えやすいのが大きな特徴です。

外注でフルセットのモデルを依頼する場合と比べると、サブスク料金や電気代程度で立ち絵の試作を何度も行えます。

初配信前の段階でキャラクターを方向転換したくなっても、新しい案を出しやすいのはAIイラストならではの強みです。

比較項目 AIイラスト活用
初期費用 低コスト
制作スピード 即日から数日
デザイン案の数 大量生成が容易
修正のしやすさ 再生成で対応

自分で素早く試作できる自由度が高い

AIイラストを使えば、思いついたアイデアをすぐ形にして試せる自由度の高さも魅力です。

時間帯や相手の都合に関係なく、自分のペースでキャラクターデザインを何パターンも試作できます。

複数のイメージを並べて比較しながら、視聴者に見せたい雰囲気を絞り込んでいく作業がしやすくなります。

  • 表情差分の試作
  • 衣装バリエーションの検討
  • 配色パターンの比較
  • 季節限定デザインの検討

デザインの一貫性を保つ難しさ

一方で、AIイラストは同じキャラクターを完全に同一の雰囲気で出力し続けることが難しいという課題もあります。

プロンプトやシード値を固定しても、細部の装飾や顔のバランスが変わってしまい、サムネイルやグッズ展開の際に統一感が崩れることがあります。

メインの立ち絵は人の手でしっかり整え、サムネイル用のバリエーションだけAIで補うなど、役割分担を意識した運用が現実的です。

長期的に活動するほどブランドとしての一貫性が重要になるため、早い段階から方針を決めておくと安心です。

視聴者やクリエイターからの受け止め方

AIイラストVTuberに対する視聴者の印象は、ポジティブな興味と慎重な見方の両方が存在します。

短期間でクオリティの高いキャラクターを用意できる点に魅力を感じる人もいれば、創作の現場で働くイラストレーターに配慮したいと考える人もいます。

将来的に手描きイラストでのリニューアルを検討する場合、AIイラストの扱い方や発信内容によっては依頼先の選択肢が変わる可能性も意識しておきたいところです。

自分がどのようなスタンスでAIイラストを使っているのかを、プロフィールや配信内で丁寧に伝える姿勢が信頼につながります。

長期的なブランドづくりへの影響

AIイラストでスタートすること自体は効率的ですが、活動が長期化するほど「ブランドとしてどう見えるか」という視点が重要になっていきます。

記念イラストやグッズ展開など、節目のタイミングで人の手による描き下ろしを徐々に増やしていく運用も選択肢の一つです。

最初から完全にAIだけで完結させるのではなく、将来の広がり方を見据えたロードマップを持っておくと柔軟に動けます。

AIイラストを「スタートダッシュを助けるための道具」と捉え、活動の成長に応じて使い方を変えていく発想が現実的です。

AIイラストでVTuber立ち絵を作るツール選び

青紫ツインテールのVTuberが宇宙空間で機械の腕とホログラムを使うイラスト

ここからは、AIイラストでVTuber立ち絵を作る際のツール選びについて整理します。

どのタイプのツールを使うかで作業フローやコスト、自由度が大きく変わるため、自分の目的に合った選び方が重要です。

無料で試せるオンラインサービス

まず試しやすいのは、ブラウザやスマホアプリで使える無料の画像生成サービスです。

クレジット付与や回数制限がある場合も多いものの、VTuber立ち絵の雰囲気を掴むには十分な品質の画像を出せるサービスも増えています。

本格的に課金する前に、自分のPCスペックや通信環境でどこまで快適に扱えるかを確認する段階として活用できます。

ポイント 登録だけで利用開始
主な用途 立ち絵の試作
制限事項 枚数やサイズの制限
注意点 商用利用条件の確認

高品質を狙える有料サブスク型ツール

より高画質なイラストや細かいスタイル指定を重視する場合は、有料サブスク型のツールも選択肢になります。

スタイルプリセットやアップスケーラーなどが充実しているサービスでは、VTuber向きの鮮やかなイラストを安定して生成しやすい傾向があります。

月額料金が発生する分、どれくらいの枚数を生成するのか、どの程度の期間使うのかをあらかじめイメージしておくと無理のない課金計画が立てられます。

  • 高解像度出力への対応
  • スタイルプリセットの豊富さ
  • 日本語プロンプトの扱いやすさ
  • 商用利用の可否と条件

Stable Diffusionなどローカル環境の活用

PCスペックに余裕がある場合は、Stable Diffusionなどローカルで動くツールを選ぶ方法もあります。

自分でモデルやLoRAを追加できるため、好みの絵柄やVTuber向きのスタイルを細かく追求しやすいのが魅力です。

一方で、セットアップやアップデートの管理、ストレージ容量の確保など、ある程度のITリテラシーが必要になる点は理解しておく必要があります。

ローカル環境では生成した画像が外部サーバーに残りにくいという安心感もあるため、プライバシー面を重視する人には向いています。

日本語で扱いやすい補助ツール

AIイラストツールを使いこなすには、プロンプトやネガティブプロンプトの工夫も欠かせません。

日本語から英語プロンプトへの変換を支援してくれるサービスや、よく使うフレーズを整理しておけるメモ系ツールを組み合わせると作業効率が上がります。

立ち絵用のプロンプトテンプレートを作っておけば、衣装や髪型だけを変えたバリエーション生成も簡単です。

自分なりのプロンプト集を育てていく意識を持つと、時間とともにより狙ったイラストを出せるようになっていきます。

AIイラストVTuberの権利周りの注意点

猫耳パーカー姿のピンク髪VTuberがスライム人形を持って手を振るイラスト

AIイラストでVTuberを始める際には、著作権や利用規約などの権利面を軽視しないことがとても重要です。

ツールごとのルールだけでなく、事務所や企画の二次創作ガイドライン、依頼するクリエイターの規約にも目を通しておきましょう。

生成AIツールごとの商用利用条件を確認する

AIイラストツールはサービスごとに利用規約が異なり、商用利用や配信での利用可否もバラバラです。

VTuberとして収益化を想定している場合は、広告収入や投げ銭、メンバーシップなどが「商用利用」に含まれるかどうかを確認する必要があります。

規約はアップデートされることもあるため、重要な活動に使うツールは定期的に最新の内容を見直す習慣をつけておくと安心です。

確認項目 商用利用の可否
クレジット表記 必要かどうか
再配布 禁止範囲
規約更新 変更頻度

既存キャラクターに似すぎないデザインを心がける

AIイラストは学習元の影響で、既存作品に雰囲気が似てしまうことがあります。

VTuberの立ち絵として使う場合、特定のキャラクターや実在の人物を連想させすぎるデザインは避けるのが安全です。

プロンプトから固有名詞や作品名を外し、自分だけのモチーフや配色ルールを組み合わせてオリジナリティを高める工夫をしましょう。

不安な場合は、身近な人に見せて「誰かに似て見えないか」を確認してもらうのも有効です。

事務所や企画ごとの二次創作ガイドラインに従う

既存のVTuber事務所やプロジェクトのファンアートをAIで生成したい場合、各団体が公開している二次創作ガイドラインを必ず確認する必要があります。

中にはAIイラストをファンアートタグでは投稿しないよう求めるガイドラインや、AI画像を別のタグで区別するよう定めているケースもあります。

ルールを守ることで、運営側やファンコミュニティとのトラブルを避け、創作活動を気持ち良く続けやすくなります。

  • タグ運用ルールの確認
  • 商用利用の可否
  • 政治的利用の禁止
  • 暴力表現への制限

イラストレーターの利用規約への配慮

AIイラストを参考にしつつ、最終的な立ち絵や新衣装をイラストレーターに依頼するケースも増えています。

その際、完成したモデルやイラストをAI学習に利用することを禁止している規約を設けているクリエイターも多く、条件を守ることが信頼関係の土台になります。

AIイラストをどの程度参考にしてほしいのか、どこから先は完全な描き下ろしなのかを、依頼前に具体的に共有しておくと誤解を避けられます。

長く付き合いたいクリエイターほど、権利面の配慮やコミュニケーションの丁寧さが大切になります。

AIイラストで活動するVTuberが炎上リスクを抑える工夫

星をあしらった衣装の紫髪VTuberがマイクを持ってポーズするイラスト

AIイラストVTuberとして活動するうえで、権利を守るだけでなく、炎上や誤解を防ぐための発信の仕方にも気を配る必要があります。

ここでは、トラブルを避けながらAIイラストと上手に付き合うための考え方を整理します。

プロフィールでAI利用のスタンスを明確にする

AIイラストをどの程度使っているのかをプロフィールで簡潔に示すと、視聴者やクリエイターに余計な誤解を与えにくくなります。

例えば「立ち絵はAI生成をベースに人の手で仕上げました」など、自分のこだわりが伝わる一言を添えるだけでも印象は変わります。

AIイラストを使う理由や、今後の描き下ろし依頼への意欲を言葉にしておくと、創作へのリスペクトも伝えやすくなります。

  • AI利用範囲の説明
  • 二次創作歓迎の一文
  • ガイドラインリンクの掲載
  • 依頼予定の有無の記載

ファンアートや二次創作との付き合い方を決める

ファンが描いてくれるイラストや二次創作との付き合い方も、AIイラストVTuberにとって大切なテーマです。

ファンアートの利用範囲や紹介方法をあらかじめガイドラインとしてまとめておけば、描いてくれた人も安心して作品を投稿できます。

AIイラストによるファンアートをどう扱うかも含めて、自分なりのルールを可視化しておくとトラブルを防ぎやすくなります。

整理しておきたい項目 ファンアートの利用範囲
サムネイル利用 許可の有無
AIファンアート 投稿ルール
クレジット表記 必須内容

将来の描き下ろし依頼を見据えた動き方

活動が軌道に乗ってきたら、節目のタイミングで人の手による描き下ろしイラストを依頼したいと考える人も多いはずです。

そのときに備えて、AIイラストの利用履歴やスタンスを明確にしておくと、クリエイターにも事情を伝えやすくなります。

依頼時にはAIイラストをどこまで参考にしてほしいのかを丁寧に説明し、相手の規約と価値観を尊重する姿勢を示すことが大切です。

AIと人の創作を対立ではなく協力関係として扱う視点を持つと、長く付き合えるパートナーを見つけやすくなります。

SNSでの発信内容や言葉選びに気を配る

SNSでは一つの発言が大きく広がる可能性があるため、AIイラストに関する表現や言葉選びには注意が必要です。

「誰でも簡単に描ける」といった言い回しは、手描きで活動しているクリエイターの努力を軽んじているように受け取られることがあります。

AIイラストの便利さを語るときも、既存の創作文化への敬意を忘れない姿勢を見せることで、好意的に応援してもらいやすくなります。

炎上を完全に避けることは難しくても、普段から丁寧なコミュニケーションを心掛けることでリスクを大きく減らせます。

AIイラストを味方にしたVTuber活動の指針

サイバー風衣装の紫髪VTuberがホログラム画面を持ってピースするイラスト

AIイラストは、VTuberとしてデビューするハードルを下げてくれる心強い味方ですが、その扱い方には注意と工夫が欠かせません。

ツールの特性や権利周りのルールを理解し、自分なりのスタンスを言葉にしていくことで、視聴者やクリエイターとの信頼関係を育てやすくなります。

最初はAIイラストを中心にしながらも、活動の成長に合わせて人の手による描き下ろしやコラボを取り入れていけば、ブランドとしての魅力も着実に高まっていきます。

AIイラストを「近道」としてだけでなく「長く続けるための選択肢」として捉え、自分らしいVTuber活動の形を模索していきましょう。